スーパーマーケットで働く魅力
神成奈々子さん

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同社の社内チェッカーコンテストの様子。6月のコンテストに向  
けて神成さんも後輩への指導にも力が入る。                    


ジチーフ代行として24人のパート、アルバイトを率いています。
 担当する朝霞店は74店ある同社の中で売り上げが10本の指に入る繁盛店です。  
 高校を卒業して入社し、同店に配属されると、いきなり大きな試練に見舞われました。レジチーフがやめてしまったため、入社2カ月目でレジ部門の社員は彼女1人になり、レジ全体を見ることになりました。1カ月の間に大急ぎで引き継いだとはいえ、まだまだわからないことだらけ。ベテランパートさんにシフトの組み方などを教えてもらうとともに、見よう見まねで吸収していきました。
 パートさんたちから「以前のチーフはこうだったのに」と比べられることもあったり、つらい思いもしましたが、迷惑をかけたくないという責任感から必死で仕事に食らいついていきました。3年目を迎えて様々な経験をしていく中で少しずつ自信がつきました。同店の生田店長は「つらい状況でもめげないがんばりやさん。責任感が強く安心して任せられます」と評価しています。
 現在はサービスカウンターでの応対が神成さんの業務の中心になっています。特に大切にしているのがお客様への気配りで、「また来店したくなる接客」を目指しています。例えばたばこの販売では、お客様の好きなたばこを覚えておき、言われる前にさっと差し出します。「覚えててくれたんだ」と喜ぶ顔を見る時に「やりがいを感じます」。
 「配達をしてほしい」というお問い合わせは原則としてお断りしていますが、怪我をしていたり、沢山買って持ちきれないなど、状況によって店長に相談し、配達することも少なくありません。「地域に密着する上で、大手にはなかなかできない柔軟な対応が大切」と考えています。

「また来店したくなる接客が目標」

下の課題がお客様からのクレームの削減です。繁盛店の同店ではどうしてもスピード優先になり、打ち間違いが発生してしまうことがあります。対策として活用しているのが「レジ連絡ノート」。どういった内容で何が原因でミスをしたのかを担当者の名前とともに記入しています。神成さんがミスをした人からヒアリングして記入し、それをレジスタッフ全員で読んで間違えた事例を共有しています。  
 打ち間違いの原因として特に多いのが値引き処理の忘れやバーコードがない青果物のレジ画面上の押し間違いです。それを防ぐ最も効果的な方法は読み上げ登録をすること。スタッフに読み上げることの重要性をくり返し説明しています。  
 ミスを共有化する「レジ連絡ノート」は、1カ月間仕事を教えてもらった前任のチーフのアイデアで作られたもの。「店長や先輩社員、パートさん、お客様など多くの人に支えられてチーフ代行を務められていると痛感しています」。  
 「今まではずっと頼ってばっかり。早く周りから頼りにされるレジチーフになりたいです」。


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